2023年3月17日（金）、「リザーバコンピューティングの基礎から最新技術まで」をテーマとする第15回AI Optics研究会を開催致しました。
今回の研究会では、リザーバコンピューティング研究の第一人者でおられる埼玉大学内田淳史先生、東京大学田中剛平先生を講師としてお招きし、
リザーバコンピューティングの基礎的なお話から、先生方の最新の研究成果まで、丁寧に解説していただきました。
内田先生には、光アクセラレーターと呼ばれているレーザーカオスを利用したリザーバコンピューティングの光学実装に関するご研究などを紹介いただき、
田中先生には、マルチステップのリザバーを利用した、少ない計算量で高いパフォーマンスを出力可能なアルゴリズムなどを紹介いただきました。
いずれも大変わかりやすくかつインパクトのある研究紹介で、リザーバコンピューティングの魅力や可能性を十分に理解することができました。
研究会後半では、2022年度AI Optics優秀発表賞の受賞記念講演を行いました。
3名の受賞者による講演は、いずれも高度なAI技術を光学分野へ応用するチャレンジングな研究であり、将来のAI Optics研究の発展を期待させるものでした。
今回は総勢31名の参加者にご参加いただき、大変盛況な研究会となりました。講演をいただいた講師の先生方、ご議論いたいただ参加者の皆さまに厚く御礼申し上げます。
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